【新築戸建て購入者必見!】「省エネ基準適合義務化」って何?

こんにちは!
理想のマイホームを夢見る皆さんの味方、おうちのせんぱいです!
「そろそろ夢のマイホームを…」と考えて、戸建て購入を夢見て住宅情報サイトを眺めるのが日課になっているそこのアナタ!
「2025年から、家のルールが大きく変わる」ってウワサ、耳にしたことありませんか? 特にこれから新築を建てるなら絶対に知っておきたい、省エネ基準の新しいルールについてです。
「なんか難しそう…」 「今、家探ししてる私に関係あるの?」 「ぶっちゃけ、高くなるんでしょ??」
そんな不安やギモンを抱えている未来の新築戸建てオーナーさんたちのために、今回は「省エネ基準適合義務化」について、世界一わかりやすく解説しちゃいます!
これを読めば、新築の家づくりに必須の省エネ基準がスッキリ理解でき、あなたのお家探しがもっとスムーズに、そしてもっと賢くなること間違いなし!ぜひ最後までついてきてくださいね!
Q1. そもそも「省エネ基準適合義務化」(通称”省エネ基準”)って何?
まず、カタい名前で損してますよね(笑) もっとカンタンに言うと、
「2025年4月からは、新しく建てるお家は、国が定めた『新築の省エネ基準』をクリアしないと建てちゃダメですよ!」
っていう、新しい法律(ルール)のことなんです。
イメージとしては、車の「燃費基準」みたいなもの。 これからの家は、少ないエネルギーで快適に暮らせる「燃費の良い家」じゃなきゃいけない、ってことですね!
Q2. なんでこんなルールができたの?
「なんで国がそんなこと決めるの?」って思いますよね。 理由は大きく3つあります。
- 【地球のため】 世界中で問題になっている地球温暖化。その原因のCO2を減らすために、日本の家庭から出るエネルギー消費を抑えよう!というのが一番の目的です(カーボンニュートラルってやつですね!)。
- 【お財布のため】 最近、電気代やガス代、めちゃくちゃ高くないですか?(特に電気については今年5月に”再エネ賦課金の引き上げ”がありましたし。。。) 新築時から省エネ基準を満たしたお家は、従来より冷暖房の効率がすごく良いので、毎月の光熱費をぐーんと節約できるんです。
- 【みんなの健康のため】 冬の寒い脱衣所でヒヤッとしたり、お部屋ごとの温度差で体調を崩したり…。高断熱の家は、家中の温度差が少なくなるので、ヒートショックのリスクを減らせるなど、健康的に暮らせるメリットがあるんです。
地球にも、お財布にも、体にも優しいお家を増やしていこう!というのが、このルールの目的なんですね。
Q3. いままでと何が変わるの?
実は、これまでも「省エネ基準」自体はありました。 でも、小規模な住宅(多くの戸建て住宅がこれに当たります)は、「できれば頑張ってね!」という努力義務だったんです。
それが、これからは…
原則、すべての新築住宅が「義務」になります!
つまり、これまでは省エネかどうかはハウスメーカーや工務店さん任せな部分もありましたが、2025年4月からは、どんな新築住宅でも一定以上の省エネ基準を満たすことがマストになる、という大きな変化なんです。
Q4. 具体的に、どんな家にしなきゃいけないの?
「じゃあ、どんな家がOKなの?」ってところが一番気になりますよね。 これから新築するお家に求められる省エネ基準について、専門用語を並べると頭が痛くなるので、ざっくり2つのポイントだけ覚えてください!
- 断熱性能がしっかりしていること!(家の保温力) 家の壁や窓から、夏の熱い空気や冬の冷たい空気が入ってこないようにすること。魔法瓶みたいに、一度快適な温度になったらそれをキープできる家ですね。具体的には「断熱等性能等級4」以上という基準が求められます。
- 省エネな設備を使っていること!(家の燃費) エアコンや給湯器、照明などが、エネルギーをあまり使わない高効率なものであること。具体的には「一次エネルギー消費量等級4」以上という基準です。
この2つの基準をクリアして初めて、「建ててOK!」というお墨付き(建築確認)がもらえるようになります。
Q5. 2025年3月までに建てられた建売や、これから買う中古物件に影響は?
【結論】直接的な義務はありません!
この新しいルールが適用されるのは、「2025年4月1日以降に、建築確認申請(こういう家を建てますよ、という申請)を出す新築の建物」です。
なので、
- 2025年3月までに完成している(または建築確認が済んでいる)建売住宅
- すでに建っている中古物件
これらは義務化の対象外なので、「基準を満たしてないから住めない!」なんてことにはなりません。 安心してください。
ただし、注意点も! これからは「新築なら省エネ基準適合が当たり前」になっていきます。 ということは、将来そのお家を売却するときに、
- 基準を満たしている家 → 資産価値が維持されやすい、むしろ高い評価!
- 基準を満たしていない家 → 価値が下がってしまう可能性がある…かも?
という視点も大切になってきます。 中古物件を買ってリフォーム・リノベーションを考えている方は、この機会に断熱改修などを検討するのも賢い選択肢です!
Q6. ぶっちゃけ費用は高くなる?
ここが一番リアルな話ですよね!正直にお答えします。
【費用について】 はい、初期費用(イニシャルコスト)は高くなる可能性があります。 高性能な断熱材を使ったり、性能の良い窓(ペアガラスやトリプルガラスなど)を採用したりする必要があるので、その分のコストはかかります。が! 忘れてはいけないのが、住み始めてからの光熱費(ランニングコスト)です!
毎月の光熱費が安くなるので、長い目で見れば「トータルコストではお得になる」可能性が高いんです!
それに、国もこの新しいお家づくりを応援していて、様々な補助金制度を用意しています。これらをうまく活用すれば、新築時の省エネ基準達成のための初期費用の負担をかなり軽くできそうです!
具体的にどんな制度があるのか、2025年9月時点での代表的な補助金をいくつかご紹介しますね。
【2025年9月時点】代表的な新築向け補助金制度の一例
現在、「住宅省エネ2025キャンペーン」として、複数の省庁が連携していくつかの補助金事業を行っています。新築で特に注目なのはこちらです!
子育てグリーン住宅支援事業
子育て世帯や若者夫婦世帯が、高い省エネ性能を持つ新築住宅を取得する際に利用できる、非常に人気の高い補助金です。住宅の性能によって補助額が変わります。
- 補助額の目安:
- 長期優良住宅: 1戸あたり最大80万円
- ZEH水準住宅: 1戸あたり最大40万円
- GX志向型住宅(より高性能な住宅): 1戸あたり最大160万円
- 公式サイト:
※本情報は2025年9月現在の情報です。最新の詳細や条件は必ず公式サイトでご確認ください。
ZEH支援事業(戸建住宅ZEH化等支援事業)
こちらは世帯の条件なく、ZEH(ゼッチ)基準を満たす高性能な住宅を建てる場合に利用できる補助金です。
- 補助額の目安:
- ZEH: 1戸あたり55万円
- ZEH+(ゼッチ・プラス/より高性能): 1戸あたり90万円
- 公式サイト:
※本情報は2025年9月現在の情報です。最新の詳細や条件は必ず公式サイトでご確認ください。
【ワンポイントアドバイス】 これらの補助金は、申請期間や予算の上限が決まっています。特に「子育てグリーン住宅支援事業」は人気が高く、早期に受付終了となる可能性があります。家づくりを依頼するハウスメーカーや工務店が申請手続きを行うことが一般的なので、「どの補助金が使えますか?」「いつ頃申請が必要ですか?」と早めに相談してみてくださいね!
Q7.間取りは狭くなる?
【間取りについて】 「断熱材が厚くなる分、部屋が狭くなるんじゃ…?」という心配。 確かに壁が少し厚くなることはありますが、坪数が同じだからといって、居住スペースが明らかに狭くなる!なんてことはほとんどありません。 これは設計の工夫次第でどうにでもなる部分なので、過度に心配しなくても大丈夫です。
もっと詳しく知りたい!どこに聞けばいいの?
「大まかなことはわかったけど、ウチの場合はどうなるの?」 「補助金の申請って、誰に相談すればいい?」 そんな時は、専門家に相談するのが一番です!一人で悩まず、気軽に聞いてみましょう。
【身近な相談窓口(民間)】
- ハウスメーカー・工務店・設計事務所 家づくりのプロであり、一番身近な相談相手です。「新築で省エネ基準を満たすにはどういう仕様になりますか?」「使える補助金はありますか?」など、具体的な質問を直接ぶつけてみましょう。
- ファイナンシャルプランナー(FP) 補助金や住宅ローン控除など、複雑なお金の話をトータルで相談できます。ライフプランに合った資金計画を立てる手助けをしてくれます。
【中立な立場の相談窓口(官公庁・公的機関)】
- 国土交通省や各自治体の建築担当窓口 制度そのものについての正確な情報を確認したい場合に最適です。法律や基準の大元は国土交通省が定めており、実際の建築確認申請などは地域の役所が窓口になります。
- 制度の全体像を知りたい場合:
- 国土交通省 住宅局: 建築物省エネ法のページ
- ご自身の建築計画に関する具体的な手続きの相談:
- お住まいの地域の役所の担当部署(例:「建築指導課」「建築審査課」など)
- 探し方: Googleなどで「〇〇市 建築指導課」のように「市区町村名+担当部署名」で検索すると、連絡先が見つかります。
- 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル) 国が指定する公的な相談窓口です。新築やリフォームに関する様々な相談に、専門の相談員が中立な立場で乗ってくれます。「ハウスメーカーの説明で分からないことがある」「契約前に注意すべき点は?」といった疑問にも答えてもらえます。
- 電話番号: 0570-016-100
- 受付時間: 平日 10:00~17:00
- 公式サイト: https://www.chord.or.jp/
- 住宅性能評価・表示協会 家の省エネ性能を「見える化」するための統一基準である「BELS(ベルス)」や、「住宅性能表示制度」などを運営している機関です。省エネ性能の等級や基準について、より専門的に詳しく知りたい場合に参考になります。
まとめ
さて、今回は「新築の省エ-ネ基準」についてお話ししてきましたが、いかがでしたか?
最後にポイントをまとめますね!
- 2025年4月から、新築住宅は省エネ基準クリアが必須に!
- 目的は「地球・お財布・健康」のため!
- 中古物件は義務じゃないけど、将来の資産価値に関わるかも!
- 初期費用は上がる可能性アリ。でも光熱費は下がるし、補助金も使える!
これからお家探しをする皆さんにとっては、知っておいて損はない、むしろ絶対に知っておくべき重要な情報です。
この新しいルールは、少し難しく感じるかもしれませんが、これから私たちが長く、快適に、そしてお得に暮らしていくための、未来への大切な一歩なんです。
ぜひ、ハウスメーカーさんや不動産屋さんに「このお家は、2025年からの新しい新築省エネ基準だと、どのくらいのレベルですか?」と聞いてみてください。きっと、あなたの家づくりへの真剣さが伝わるはずかと思います!
それでは、また次回のブログでお会いしましょう! 皆さんの素敵なお家探しを、心から応援しています!